馬毛・豚毛 獣毛歯ブラシの魅力

化学合成物質と天然素材

ナイロン毛やポリエステル毛は石油由来の合成繊維という化学物質です。チップという粒状の原材料を溶かして小さい穴から押し出して引き伸ばして作ります。
馬毛・豚毛などの獣毛は私たち人間の髪の毛と同じように皮膚の毛穴で増殖した細胞です。毛母細胞が分裂・増殖して押し出され角質化したものなのです。元は細胞なのでその大部分がタンパク質で構成されています。


ナイロンなどの化学合成繊維とタンパク質が主成分の細胞が角質化した獣毛

広がりにくく長もち 獣毛の復元力

化繊毛は単一構造、つまり溶かして押し出したプラスチックのかたまりです。使用とともに徐々に毛先が広がって折れてしまいます。
獣毛は髄質・皮質・毛表皮の三重構造になっています。その断面は鉛筆のようになっているため復元力があります。化繊毛とはその生成過程も構造もまったくことなるのです。
三重構造の獣毛の復元力

歯茎へのやさしい感触 天然素材ならでは

タンパク質が主成分である獣毛を使用した歯ブラシは、毛材が摩耗するため歯と歯茎にやさしく、少しずつなじむことで柔らかくなります。使い始めは少しかたく感じるかもしれませんが、化繊毛歯ブラシにありがちなシャカシャカした刺さるような感触はありません。歯と歯茎を痛めずにやさしくブラッシングすることができます。
歯茎が弱い方には馬毛の歯ブラシをおすすめします。馬毛はしばらく使用してなじむと、まるで歯茎を「ふわり」となでるような感触になります。しっかりした使い心地を求める方には豚毛歯ブラシが良いでしょう。かためでシャキッとした使い心地ですが化繊毛ほどの刺激はありません。
歯茎にやさしい獣毛

化繊毛と獣毛の比較

歯ブラシ毛材比較表